色々知恵を絞って1つのケーキが完成したのです
それはjどうしても作らなくてはいけなかったバースデーケーキでした
場所は岩手県釜石市
ケーキを作ったのは洋菓子店 『かめやま』 の亀山弘能さん
お店は釜石市の高台にあり津波は免れましたがショーケースは倒れなにより停電していたのです
釜石港に近い支店は津波で壊滅的な被害に遭いました
亀山さんは予約で預っていたお金を返そうと思っていたところへ
高齢の男性がお店へ現れました
1日遅れですがどうしても孫のお誕生日を祝ってやりたいのでケーキを作って欲しいのです と
生クリームの代わりに常温で扱えるバタークリームを使用しアンパンマンの顔を型取ったケーキを作りました
おじいさんは孫と一緒にバースデーケーキでお誕生日を祝ったのです
諦めずに頭を下げバースデーケーキを作って欲しいとお願いし続ける高齢の男性
理由は・・・
その男の子のお母さんがお誕生日に!
と このお店でケーキの予約していたのです
しかし父親、母親とも津波にのまれ帰らぬ人となってしまったのです
この話を聞き亀山さんはなんとかケーキを作らなければ・・・
このケーキはお店の商品なんかじゃなくて
お父さんとお母さんからの “最後のプレゼント” としてなんだ!!!
数時間後おじいさんに連れられ男の子がお店にやってきました
店内で無邪気に笑っている姿をみて亀山さんは
いまはよくわからなくても “そう言えばあのとき食べたケーキは美味しかったな” と覚えていてくれたらうれしい
と言います
ケーキは単なる嗜好品ではなく人を元気にするもの・・・
営業を再開しようと思いつつためらいがありました
被災者は避難所でおにぎりやパンで過ごしているのですから。。。
“みんな甘いものを食べたいと思っているよ” と友人の言葉から電気が復旧した18日にお店は再開したそうです
たくさん買ってもらえるように、そしてお土産にもらった人が気を使わなくてすむように大幅に値下げした。
すると、20個、30個と買い、被災した知人に持っていくお客さんが現れた。「津波で亡くなった妻が、ここのケーキが好きだったから」と買い求める中年の男性もいた。
38歳で食道がんを患い「なんで俺が」と運命を恨んだこともある。震災の後も。たくさんの同級生や先輩を失い「俺が代わってあげられれば良かった」とも思った。
それでも今の自分にできるのは、ふるさとでケーキを作り続けること。
「一人一人が得意なことを懸命にやる。それが復興への近道だ」と信じている。
以上紙面より
元気になれるケーキ
ケーキって心が満たされ心が癒されたりしますよね
マロン
ストロベリー
至福のひとときが訪れますね☆
思い出に残るケーキもあることでしょう
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