2012年11月1日木曜日

現代絵画のいま

NEW PHASES in
CONTEMPORARY
PAINTING



兵庫県立美術館では

キュレーターからのメッセージ2012 現代絵画のいま

と題して特別展開催中です

いち早く見てまいりましたのでご紹介いたしますね

見ていますと作家名やタイトルが貼ってあるあたりに
ピクトグラムの中にカメラのマークがあるんです
普段ならカメラのマークには黒い斜め線が入っていますね
それも赤丸の中に黒いカメラそれを赤い斜め線で禁止を示しているカラーバージョン大流行りでございますが
カメラのマークだけが表示されているんですねぇ

あたくし撮ってもいいのかしら?
って思い係りの女性に

撮影していいんですか?

このマークのあるところは撮影OK
ただ携帯での撮影およびストロボ発行は禁止です
そしてカメラ表示のない作家さんのところは撮影禁止とのことでございます

奈良美智 のコーナーは撮影禁止ですので・・・
と説明を受け特別なのかしら?と思いながら

元の入り口まで戻って撮影できるところから パチリ 致しました~







渡辺聡

ドット、つまり円のシールをキャンパスに貼って、その上から絵を描き、後でドットのシールを一枚、一枚剥がし、別のキャンパスに貼っていきます。貼ったほうと、剥がした方で、絵が2枚できます。渡辺さんの作品は、ただ描くだけでなく、それをいろいろ操作するところが特徴的です。コンピューターで画像を操作するのに似ていますが、手わざの温もりのようなところもあります。






彦坂敏昭

まず、風景などの写真をコンピューターに取り込み、その画像を模様のようなものに変化させてから、プリントアウトし、それを絵具でなぞって作り上げます。絵は抽象的になりますが、作者と元の画像との心理的な関係は、深まるといいます。ルールを決めて作った絵ですが、作者のくせなど、人間的な面もあるのが面白いといえます。





丸山 直文

染める手法を使っています(英語でスティン絵画といいます)。生のキャンパスに水を加減しながら、絵具を染み込ませていきます。蝋(ろう)を使うといった、絵具が染みこまないような技法を行っていません。彼が行うのは、染というよりも、染みそのものです。その染みをかたちにしていくことの面白さがあります。このように、画家たちは、不自由な中で、かえって、その可能性を見出すことがあるのです。






野村和弘

何が描かれているのかわかりません。写真では表せない絵画といえます。壁や絵に近づいて、何が見えるか見つけて下さい。少しずつ見えてくることでしょう。トマト、レモン、オレンジの木です。見ることの限界を示す絵画です。








三宅砂織

まず透明なシートに絵を描きます。1枚だけでなく、何枚か重ねることがあります。それらを固定して、その下に印画紙を置き、光を当てて感光させます。光を通さない絵具の下の印画紙は感光しないので白く、絵具が置かれていないところは、光が通るので、印画紙が黒くなります。こうして、絵具に替えるのです。作品をいくつか組み合わせ、物語を暗示させるような配置をしています。



他にも

横内賢太郎・・・
絵の素材であるサテンは、光沢のある高級な絹織物で、衣装などに用いられます。それを「染め」で描きます。描かれたモチーフは、磁器に描かれた絵で、そのカタログから引用しているのです。これらは、いわば工芸的なものです。純粋芸術よりもやや低く見られている工芸ですが、日本の伝統的な美術の根幹にあります。それらを結集させることで、彼独特の絵画をつくっています。

和田真由子・・・
半透明のシートに、半透明のメディウムを重ねた上にドローイングしています。半透明なのは、平らな二次元上でも、奥行きがわかるからです。もし、不透明な絵の具を重ねたら、その背後はわからなくなります。背後が分からないからこそ、絵画は、その背後があるように、陰影法や線遠近法などを発達させてきました。でも、透明ならば、どのように重ねられているのかで、三次元のことが二次元の中で表せるのです。古典的な絵画のテーマを、現代の素材を使って行おうとしています。

映像作品などもございます

作者の下の黄色い文字は
いただいた作品解説をご紹介しています
印刷に忠実に打ったつもりですが見直しはしておりません。。。
誤字脱字がございますことご了承くださいませ

いま会場案内図をみましたら 法貴信也 の作品は撮影できたことが判明!天上から床まで続く超大作で神戸を描いてあったので残念でございます。。。

大崎のぶゆき の作品も撮っていませんね
って言うかあたくし見たかしら???

1つのブースに撮影できる作家さんと出来ない作家さんが並んでいたりしていますので気をつけないといけませんし分かりにくいところもありますね

吹き抜け、エントランスホールにも作品展示されいたようで
見逃したところもあるようでございます。。。





2012年10月27日 ~ 12月24日
開館時間  10時 ~ 18時 但し金、土曜日は20時まで
        ※入場は閉館30分前まで


主催  兵庫県立美術館・朝日新聞社
後援  兵庫県・兵庫県教育委員会・神戸市・神戸市教育委員会
助成  芸術文化振興基金
協賛  SHISEIDO
協力  ホテルオークラ神戸







では次に

S.W. H A Y T E R
特集 新収蔵品による
S.W.ヘイター55WORKS

を見てみましょう

こちらは11月4日まででございます
2011年度に寄贈の191点のヘイター作品から
今回55点が4つの時代にわかれて展示されています

S.W.HAYTER(1901-1988)
具象から抽象へ
色彩の導入
一版多色刷
曲線と色画



曲線と色画の所があたくしよかったですね
タイトルを見て絵を見ると

うんうん
なるほど~

ってそう見えるんです
表現方法が特殊なのですが納得できる作品ですね





美術の中のかたち ‐手で見る造形‐

I'd like to
know
what you
really want.

祐成政徳展



こちらも11月4日まででございます

手で見る!場合は持ち物を預けて手を清めてから触ることができます
あたくしは見るだけ!に致しましたのでバッグは持ったまま手は雑菌だらけでございましたわ

と言うわけで素材や感触はわかりませんが部屋の2方向一杯を使って赤いビニール?ナイロン素材?を膨らませた作品が展示されています

バルーンアートの細長~いバルーンを長短つけて1か所直角に折った
ってことでございますよ♪



2作品展示されていまして
このVenus & Jupiter と ? ステップだったかしら。。。
片方の手すり付き階段で
階段は4,5段
上まで上がって Venus & Jupiter の作品を眺めるんですねぇ
さてどう感じるのでしょうか??? ♪

出口の方の上にパラボラアンテナのミニチュアのような白い円盤が取り付けてあるのですが
それも Venus & Jupiter の作品の一部だと言うことでございますので行かれたお方は見逃さないようにキョロキョロなさって是非ご鑑賞くださいませ~☆

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