2012年3月26日月曜日

草月いけばな展 家元編

勅使河原茜家元継承10周年記念
草月 いけばな展
 花の ちからを 信じて



大阪高島屋7階グランドホールにて
3月27日火曜日まで開催されています

26日は20時まで
27日の最終日は17時までとなりますのでご注意くださいませ
尚 入場は閉場30分前までです





今回は 勅使河原茜家元継承10周年記念 とあるように随所に茜家元のいけばなが展示、紹介されています

1階エントランスには
勅使河原茜によるお迎え花

入口を入ると

正面

裏側

いろいろな桜が入っています
みる角度から桜の様子が違っていると言う
春爛漫のいけばなでございます





種類の違う桜をご堪能いただけたでしょうか??? ♪





1階ショーウインドウには

時の封ー2011.春
 ~すべてのコトが風化していかないように~

全国の草月会員から集められた
押し花、押し葉

向かいの・・・

ジャンカラのネオンが中央に入ってしまいました
角度を変えましたがどうしても入るのです。。。
左から撮れば良かったのかもしれませんが左端のわずかな 黒 が見えますか~?
待ち合わせでしょうか?
男性が立っていたので右からのみ狙いました



右下のショーウインドウの部分には

2011年3月、家元継承10周年企画展のイベント用に全国の草月会員から
大阪に集められた押し花、押し葉は昨年3月11日に起こった東日本大震災の
影響で展覧会自体が延期する運びとなり、行き場を失いました。
自然を一つの素材とする草月流は、時の流れの中での「一期一会」をテーマとし、
人と自然、環境の新たな関係をいけばなを通じて表現しています。
そして、昨年の震災は、改めて自然と人の関係を問い直さざる得ないほどの甚大な
被害と未来への課題を一年後の今に至っても強く、深く、私達に残しています。
草月会はこの「2011.春」に起こった事が、時間の流れの中で忘れ去られてしま
わぬように、偶然にも全国から集められた、本来なら風化していく「葉」を封印
していこうと考えました。そして草月会は保管しています。
未来に向けて、すべてのコトが風化していかないように。


制作    草月会大阪家元教室造形科有志
素材提供    草月会員 草月会全国支部
企画・監修    森野 晋次(現代美術家)
??       勅使河原茜(草月流家元)


と綴られていました
?? の所は画面に入っていなかったのでわかりませんの。。。





また7階グランドホールのいけばな展会場内には

第四代家元

勅使河原茜のコーナーも設けられ
スペースは広く確保されていました



大作

左側が入っていませんね
横位置のものもあるのですがそれは右側の木の部分のトップが切れていたりするんです。。。



ではお花の部分を

アップでどうぞ~

あめんとう、椿、雪柳 ほか
自作陶器花器をしようしています





次に茜先生の作品の中から4点ご紹介いたしましょう

ダイギンリュウ
エピデンドラム
ユーカリ

ビブルナム
あじさい

ベトナム椿
てっせん

あんず
てっせん
アリウム・シューベルティ

以上すべて自作陶器花器です




そして目を引くコーナーが
黒で枠取られた中には小作品が並んでいます

光とガラスの透け感が・・・

とても素晴らしい小作品達は 美しくて 可愛くて 茜先生のお茶目な笑顔そのもままが表現されているようでした



ではいくつか個別にご覧くださいませ





花材は
多肉植物、イグネア、アンスリウム、サンスぺリア、蓮、藤、だちょうの羽根 etc
すべて自作ガラス花器を使用しています



陶器花器だけでなくガラス花器も凄い腕前なんですねぇ☆

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