2012年1月8日日曜日

伊藤清永展

伊藤清永・・・
1911年兵庫県出石町下谷(現豊岡市)の禅寺に生まれました
中学校は名古屋へ
14歳の頃から油絵を始め
日展や白日会を中心に活躍した洋画家
1996年文化勲章を受章
2001年90歳のとき急性心不全のため軽井沢病院で亡くなっています



伊藤清永の生誕100年であることを記念して大規模な回顧展が開催されています



生誕100年 伊藤清永展
会 場    兵庫県立美術館
会 期    2011年12月10日(土) ~ 2012年1月22日(日)
休館日   月曜
       但し 9日(月・祝)は開館、翌10日(火)は休館
開館時間 午前10時~午後6時(金・土曜日は午後8時)、入場は閉館の30分前まで





地下駐車場よりエレベーターで2階へ

受付


この右手エレベーターより3階へ



伊藤清永展会場
入口





作品の構成は

Ⅰ 初期作品
Ⅱ ≪磯人≫ から終戦まで
Ⅲ 戦後の再出発
Ⅳ 渡欧と新たな挑戦
Ⅴ ≪釈尊伝四部作≫ 完成まで
Ⅵ ≪釈尊伝四部作≫ 完成後から晩年

と見やすくなっています



壁画は
縦4m、横約3mの大迫力です
続きの次の部屋では壁画を作成中のビデオもエンドレスで流れていたので座ってゆっくりみることが出来ます

壁画をみてビデオをみるのか
ビデオをみて壁画をみるのか
それが問題だー
ってね

あたくし 壁画 → ビデオ → 壁画
そして戻ったついでと言ってはなんですが
なんとずずず~っと戻って最初から見直してしまいましたの☆



1984年釈尊伝四部作完成後に無理をしたため眼底出血を起こし失明しました
右目だったかしら
左目だったかしら
やはり大作をそれも4枚も仕上げたのですから相当体や神経を酷使したんでしょうねぇ



51歳で渡欧し沢山得るものがあったのでしょうか
随分作風が変わったと思います
裸婦のころから作品も明るくなりリズミカルなタッチを感じます
あたくしといたしましては60前後(?)からの筆使いが好きですね

以上あくまであたくしの感想ですからご注意くださ~い
参考にはなりませんことよ
ご自身の目で実際にご覧くださいませね☆



売店

随分しょぼく写っていますが
この右側にはオリジナルグッズから今まで開催された画家の本
売れ筋の絵画の本などいろいろ取り揃えてあります



みなさんは 伊藤清永 って洋画家ご存知でした~?
あたくしひょっとしたら観たことはあるかも知れないのですが(個展だったら無いと言えます)はっきり言って名前は知らなかったです
筆のタッチを近づいてみているとなんともいい感じで描かれているんですよね

でもこの県立美術館の広いスペースを単独で開催するには少し無理があるようにも感じました
入館者数として。。。

それとも宣伝が出来ていないのでしょうか
兵庫県出身の偉大な洋画家を知ってもらう意味でももっと広報活動をしなくてはいけませんね



主催:兵庫県立美術館、神戸新聞社、産経新聞社
後援:財団法人 伊藤文化財団、兵庫県、兵庫県教育委員会、神戸市、神戸市教育委員会、
     関西テレビ放送、サンケイスポーツ、夕刊フジ、サンケイリビング新聞社、サンテレビジョン、
     ラジオ大阪、ラジオ関西、Kiss FM KOBE
協賛:(財)みなと銀行文化振興財団
協力:ホテルオークラ神戸
特別協力:愛知学院大学

以上関係者の皆さまも足をお運びくださいませね



メイン以外にも コレクション展Ⅲ は
こちらは24年3月11日(日)まで

コレクション名品展  美術の中の“わたし”

“わたし”をさぐる セルフポートレート
  セルフポートレートや自画像など

“わたし”のあこがれ セレブポートレート
  あこがれる人あれこれ

“わたし”がみつめる ある風景

“わたし”めぐる 偶然・思考・消滅

など “わたし” と言うテーマで展示しています
横尾忠則の作品も10点ほど展示されていました

小企画  「安井仲治の位置」
写真家の 安井仲治ヤスイナカジ のポートフォリオを中心とする作品
その他同時代の作家の作品など展示しています

と言いながらあたくし 
「安井仲治の位置」 こちらは見ていません
急いでいたので。。。
写真だったのに残念です



ゆったりと心ゆくまで鑑賞できる兵庫県立美術館
是非皆さまお誘いあわせやお一人で鑑賞もグッドですね☆
ご来館お待ちしております





兵庫県立美術館
〒651-0073
兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1
TEL:078-262-0901

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